治らない腰痛の原因とは?
誰しもが一度は経験するであろう悩み…それは腰痛。
生まれもった骨格や生活習慣、職業などで痛みの増減や頻度などは異なります。
また、腰痛は他の疾患や症状などによって引き起こされる場合も多いです。
腰痛の原因
腰痛の中には腰自体に原因がなく、他の身体部位をかばう形で腰に負担がかかり
痛みを感じているものもあります。
その原因の部位は2か所あります。
それは、股関節と胸椎(胸のあたりの背骨)です。
腰自体に原因がないのに腰痛を感じている方の多くは
仰向けでの姿勢でも腰の緊張が高く、腰が浮いている傾向があります。
腰に何かしら力を入れないといけない原因があり、腰痛を引き起こしています。
通常であれば、仰向けの姿勢ではベッドに腰が密着している状態でリラックスできますが
腰に力が入っていると腰が浮いてしまうのです。
また、股関節の前が硬いと仰向けの姿勢で足が浮いてしまうので
無意識に足をベッドにつけようと腰を反ってしまいます。
胸椎も同じで、いわゆる猫背の姿勢が強いと頭がベッド(枕)につきません。
この場合もベッドに頭をつけようと腰を反ってしまうことがあります。
このような理由で、股関節と胸椎が硬いと無意識に腰を反った姿勢になり
腰の筋肉も常に張った緊張状態になります。
その結果、腰のだるさや痛みなどにつながるのです。
2つが原因で腰痛が引き起こされている場合は
腰の硬さを軽減させつつ、原因である股関節や胸椎周辺の硬さも見ていくことが必要です。
腰痛は病気や怪我の後遺症に伴って生じることも多いため、しっかりとケアしていきたい部分です。
腰痛に対して腰をストレッチしたり、マッサージしたりすると
一時的に筋肉の緊張が和らぎ痛みも軽減したように感じます。
しかし、根本的な原因が解決されないと、また腰痛を繰り返すことも少なくありません。
繰り返さない体づくりが重要なのです。
腰痛でお悩みの方は、弘前リハビリセンターまでお気軽にお問い合わせくださいね。