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【非骨傷性頚髄損傷】改善症例/80代/男性

【非骨傷性頚髄損傷】改善症例/80代/男性

非骨傷性頚髄損傷で動作に不安があるI様。
筋力低下がみられる
上肢の曲げる筋肉と伸ばす筋肉のバランスが不均等
右手親指の動きに制限がある
といった症状を抱えていました。

特に食事は、一部介助が必要でした。
そんなI様の目標は「魚を箸でほぐしながら食べられるようになりたい!」
目標達成を目指して、1回60分の施術を8回実施いたしました。

Before(施術前)

▼まずは動画をご覧ください!

https://youtu.be/LY_Q9lvcY-0

https://youtu.be/qTCzEBbMmz0

スプーンを使う動作では、上手く掬えず、皿のへりを使ったり、左手を使っている様子が見られました。
箸を使う動作では、箸を開くことができず、離す動作に苦戦しているのがわかります。

これらを改善するため
●両肩甲骨から指先にかけてのリラクゼーション
●伸ばす筋肉を動かす動作の練習
●物品(スプーンや箸)の操作の練習
を8回に渡って実施しました。

その結果はどうでしょうか…

After(施術後)

▼まずは動画をご覧ください!

https://youtu.be/h4SLyl93YCM

https://youtu.be/ztLF_t4AhOs

スプーンを使う動作では、皿のへりや左手を使わずに、すくうことができるようになりました。
自助具箸の開閉がしっかり出来るようになり、つまむ・離す動作がスムーズになっています。

施術後の食事の様子

▼まずは動画をご覧ください!

https://youtu.be/25dcxJgIHD4


伸ばす筋肉をうまく使えるようになったことで、「スプーンですくう」「自助具箸を開く」「カップの持ち手から親指を離す」動作が上手くなりました。
施術前は親指の動作に制限がありましたが、自宅では飲料缶の掴み離しも上手くなり、大好きな「缶コーヒー」を楽しむ事もできるようになったそうです♪

食事に介助が必要だったI様ですが、施術後はスプーンを使えば、「自分のペース」で食べる事ができるようになっています。
空腹を満たすための「食事」から、自分のペースで食べる、箸を使用できる、飲物を楽しむ、と言った「こころを満たす食事」へステップアップする事はできました
自助具箸も、実際の食事で使用できるレベルまで向上しているので、「魚をほぐしながら食べる」目標達成までもう少し!

今後は、次の段階の「自助具箸を使用に慣れてスプーンを卒業」が達成できるように支援したいと思います!

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