60代/女性/くも膜下出血/右片麻痺の改善症例
<施術初日>https://youtube.com/shorts/xXttwUQsOh0?feature=share
<施術最終日>https://youtube.com/shorts/YYq3MoRz5Ys?feature=share
B様は約5年前にくも膜下出血を発症して右片麻痺の後遺症があります。今回はモニターとしてご協力して頂きました。ご希望をお聞きしたところ、『歩いて、さくらまつりに行きたい』とのことでした。
施術前の状況として、歩行時に右足が引っ掛かることがあり、転倒への怖さから買い物等の外出先での歩行は行っていないとのことでした。また、夫は外出時に一緒ですが、歩行の付き添いは転倒への不安があるため、車椅子介助しているとのことでした。
歩行の様子:before(施術初日)
・努力的であり、右腕の緊張が高まっている
・重心移動がうまくいかず、右足を外に開く形で振り出している
⇒そのため、特に方向転換時に右足の引っ掛かることあり
施術内容
1回90分を週2回、1ヶ月で計8回
・両上下肢と体幹の柔軟性の改善 ・右下肢・骨盤の運動
・バランス練習 ・立ち上がり練習 ・ステップ練習
・動画で歩行動作確認 ・宿題リハビリ指導(重心移動練習)
歩行の様子:after(施術最終日)
・初日に比べて努力的ではなく、右腕の緊張が比較的落ち着いている
・重心移動に改善がみられ、初日に比べてまっすぐ前方に右足を振り出せている
⇒日常生活で右足の引っ掛かりが減少し、以前より『自信がついた』
結果
転倒への怖さが軽減したことで、部分的に買い物の際に店内を歩いて移動するようになったとのことです。また、夫も歩行を安心してみれるようになったことで、今まで行かなかった道の駅へ連れて行くようになるなど、行動範囲が広がっているようです。
モニター施術は終了となりましたが「宿題リハビリ」を提供して、B様の『歩いて、さくらまつりに行く』という目標に向けて引き続きフォローして参ります。