脳梗塞の後遺症~上肢の麻痺について~
脳梗塞の後遺症で麻痺が残った場合、上肢(腕)や下肢(足)が動かしにくくなります。
「腕が動かしにくい」場合、右写真の赤丸で囲んだ腕に着目しがちです。しかし腕を動かす際には【肩甲骨】の動きも重要になってきます。
そのため、腕の動きを評価する場合には、緑丸で囲んだ肩甲骨の動きもチェックします。
また「腕が動かしにくい」場合、身体の前方で動かす動きに着目しがちです。しかし日常生活上で【ズボンを上げる】【お風呂で背中を洗う】【リュックを背負う】など、身体の後方で腕を動かす事も多いです。
そのため腕の動きを評価する場合には、身体の後方での動きのチェックもします。この時も緑丸で囲んだ肩甲骨の動きも忘れずにチェックします。
弘前リハビリセンターでは、腕自体の動きの評価や、身の回りの事を行う動作の評価、趣味活動の動作の評価、仕事に復帰するために必要な動作の評価など、ご利用者様のご希望に合わせた評価やリハビリをご提供いたします。